2本の新作ロッドのうちのもう1本。
今回はシュウヘイさん(Instagram)シグネチャーロッドのご紹介です。

MIZAR×BABOCRAFT 潮音-SHION- 響-HIBIKI- SHUHEY_NAKATA signature model

MIZAR(ミザール)のチタンティップ、ULTIMATE TOP 19Deepを採用したDEEPアジングモデル。
AJX5917×ULTIMATE TOP 17Deepと比較すると張りがあるため、水深10m以上で潮の流れが早いポイントや、手返し良くリグを沈めたい時に、ジグヘッド単体の1.0gから2.0gをアクションフォールで攻めるスローアジングに適したシュウヘイさん専用機。

シュウヘイさんにはお会いした事も話した事も無いけれど、Instagramを見る印象ではダンディでオシャレでカッコよくて、お酒が大好きなイメージ。

カラーの希望が紫という事で、過去に作成した2本の紫ロッドを参考に、シュウヘイさんに負けない最高にカッコいいアジングロッドを作ってやろうと気合入れて作りました。

スペック

【レングス】

5フィート 3インチ

【ブランク】
マグナムクラフト AJX5919

【ティップ】 
MIZAR ULTIMATE TOP19Deep 
 

【ガイド】   

T2-LFTT3-0.7 ×1

T2-KTTG3 ×5

T2-KTTG6 ×1

T2-ATTG10×1

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【リールシート】
Integrated Carbon Food
DPS-SK skelton Ver.LONG Nose
Carbon Splash Design
NT-B SYSTEM
  

【ウェイト】  

39.0g
  

【エンドグリップ】  
リールフットセンターから 105mm

  

【バットガイド位置】  
リールフットセンターから 450mm

ビジュアル紹介

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チタン部はお馴染みのEZスレッドの透けるレッド。
EZスレッドって巻くのは楽チンなんだけど、毛羽立ちが酷いからコーティングを複数回やらないと絶対にキレイなコーティングにならないのはボクだけ??

 
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バットガイド部の文字入れは、統一して「TORZITE」。
赤に白文字も良いけど、紫に白文字もテンション上がるカッコよさ。

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海猿さんモデル同様、コチラもバットガイドはリールフットセンターから450mm。
今回、NT-Bシステムの角度を深く入れているため、リール装着時の注意点を…

 
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リールフットのリア側をリールシートのリア側にはめ込むんだけど、かなりギュッとはめ込んでおかないと、フロントのスクリューが締まらないことが有ります。
角度に合わせてギュッと押し込む気持ちではめ込んでくださいm(_ _)m

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しっかりとハマっていたら、フロントスクリューが素直に締め込めます。

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エンドはリールフットセンターから105mm。
コチラもシングルハンドキャスト専用なので、使い手を選びます。

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ショートエンドの自由度は、一度使ったら病みつきになるはず。
一度使ってみるためにはロッドビルドするしか無いけど。

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「潮音」共通のデザイン、カーボンブレードホースにシングルクロスラッピング。
ソリッドカラーのスレッドでも、良い味が出てるじゃ無いか。
すごく手間がかかるけど、このデザインは超お気に入り。

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AJX5919を採用するロッドは「響」。
インスタのロゴにSHUHEY_NAKATAのシグネチャーネーム。

シュウヘイさんはMIZARのTechnical Adviserですが、アジ以外の様々な魚種も釣りまくっています。
ぜひ、Instagramでシュウヘイさんの釣りっぷりをご覧になってください!

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ブランクとリールシートの結合部のMIZAR×BABOCRAFTのネーム。
×の部分を紫のシングルクロスラッピングのクロス部分で表現してるんだよー!
声高に言わないと、気付いてもらえなくてホントに自己満になっちゃうから…

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リールシート下部の筆記体は、
Magnumcraft
AJX5919
Make Ajing
More Fun!

アジングをもっと楽しく!

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短いエンド部には
ULTIMATE TOP 19DEEP
NT-B SYSTEM
FOR DEEP AJING
の文字入れ。

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SKパーツでNTBシステムを組むと、どうしてもお尻がもっこりしてしまうのは仕方ない。
それをどうやってスマートに握りやすく作り上げるか悩むんだけど…
個人的には好きなゴツゴツ感が表現できたと思う。

2段テーパーのミニマムエンドにもちゃんとラバーエンドを装着して、開放しております。

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ロッド重量は39.0g。
4軸カーボンパイプを採用して、これだけコテコテの装飾をしているので絶対に重く見えるはず。
45から50gくらいあるでしょ?

って思わせておいて、40g切ってます。
NT-Bシステムによるガイドの小口径化と、Integrated Carbon Foodにより、軽量化できたおかげ。

制作を終えて

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何だかんだで、1ヶ月半で2本の潮音を組み上げることが出来たのはボクの中で自信になった。

パーツやカラーは海猿さんとシュウヘイさんの指定したもので、見栄え良く組む事だけに集中するのがボクのお仕事。

この分業は最強だと思う。
もしも、ボクが「ビルドよりも釣りが好きなビルダー」 だったとしたら成り立たなかった事。

自分がアジングに行かなくても、自分が作ったロッドでアジングを楽しんでくれる人を見て、自分が満たされる。 

楽しんでくれたらだけどな…笑
それでは、素敵なロッドビルドLifeを!