DPSリールシートのフード部です。
今回は、この金属部を剥がして軽量フードを作る方法。
以前にも紹介した事があるけど、当時のボクはSEOとか全く意識せずにブログを書いていたので、どこの記事に書いてあるのか探すのが面倒。
この自粛期間中にロッドビルドを始める人も増えたようなので、今のボクなりのやり方でアップします。
ちなみに、このアイデアは素晴らしい先人の方の知恵です。
ボクはただパクらせてもらってるだけなのだ。
アジングロッドのビルダーなら、DPSのカーボンロービングフードに憧れたことあるでしょ?
軽いロッドを作りたい人は、必ずやることになる技術だよ。
さて、木工旋盤に適当なドリルをセットする。
DPSフードのFujiの出っ張ったロゴをこれで削り取るんだ。
ポイントは、ドリルの先端じゃなくて、ドリルの横を擦らせるようにしてFujiのロゴを削っていく。
この出っ張りが金属に引っかかっていると、金属を剥がすのに苦労するから丁寧に出っ張りを削り取ろう。
次は、フードスクリュー部とのジョイント部の金属をペンチでまっすぐに伸ばす。
これは、ただ単にペンチで掴みやすくするためだけなので、やらなくても大丈夫。
ペンチで掴みながらヒートガンで熱する。
このヒートガンは、温度調節ができない安物のヤツだけど、20秒から30秒くらいを目安に。
金属部を熱するイメージで。
※火傷するから絶対に素手じゃダメです。
こんな感じで、金属をペンチで引っ張りながら、マイナスドライバーで黒い樹脂を押し出すイメージで。
うまくいくと、こうやってズルッと金属が抜ける。
なかなかこうならない場合は、最初のFujiのロゴの出っ張りがちゃんと削れているかどうかを確認しよう。
何回やっても、抜けた瞬間は気持ちよい。
慣れればこの行程は3分ほどで終わる。
コツを掴むまでは苦戦するかも。
昔は、この右側の凸部はそのままにしていたけど、コーティングが剥がれやすかったりと見た目的に気に入らないから、最近はばっさりカットして更に軽量化。
ダイヤモンドカッターを使って、凸部を切り取るのだ。
切り口が汚いのできれいにしていこう。
荒削りで、Fujiのロゴを削った箇所をフラットにすると共に、全体的に傷を付けてこのあと塗り付けるカーボン樹脂の足付けを良くする。
最後に、切り口をサンドペーパーで整える。
右側がビフォー。
左側がアフター。
全く別物になりました。
金属付きが3.5gに対し、金属無しは0.8g。
驚異的な軽量化になるんだけど、金属を剥いだ樹脂だけだと強度的に使えないのよね。
こんなふうに、強く指で摘まむだけでもたわんでしまう。
そこで、みんながやっているカーボンロービングにエポキシを染み込ませたものをこのフードに巻いて硬化させて、強度を補っているわけだ。
最近のボクは、カーボン樹脂を使って艶めかしい柄を演出するのにハマっています。
分離しないカーボンロービングフードも新しいやり方で量産しやすくサクッと製作中。
ここからは余談なのでサラッと。
最近はサランラップ愛用中。
さーて、ここから軽量ロッドへの険しい道のりが始まるのであった。
それでは、素敵なロッドビルドLifeを!
今回は、この金属部を剥がして軽量フードを作る方法。
以前にも紹介した事があるけど、当時のボクはSEOとか全く意識せずにブログを書いていたので、どこの記事に書いてあるのか探すのが面倒。
この自粛期間中にロッドビルドを始める人も増えたようなので、今のボクなりのやり方でアップします。
ちなみに、このアイデアは素晴らしい先人の方の知恵です。
ボクはただパクらせてもらってるだけなのだ。
アジングロッドのビルダーなら、DPSのカーボンロービングフードに憧れたことあるでしょ?
軽いロッドを作りたい人は、必ずやることになる技術だよ。
工具が有れば、3分で終わる
さて、木工旋盤に適当なドリルをセットする。DPSフードのFujiの出っ張ったロゴをこれで削り取るんだ。
ポイントは、ドリルの先端じゃなくて、ドリルの横を擦らせるようにしてFujiのロゴを削っていく。
この出っ張りが金属に引っかかっていると、金属を剥がすのに苦労するから丁寧に出っ張りを削り取ろう。
次は、フードスクリュー部とのジョイント部の金属をペンチでまっすぐに伸ばす。
これは、ただ単にペンチで掴みやすくするためだけなので、やらなくても大丈夫。
ペンチで掴みながらヒートガンで熱する。
このヒートガンは、温度調節ができない安物のヤツだけど、20秒から30秒くらいを目安に。
金属部を熱するイメージで。
※火傷するから絶対に素手じゃダメです。
こんな感じで、金属をペンチで引っ張りながら、マイナスドライバーで黒い樹脂を押し出すイメージで。
うまくいくと、こうやってズルッと金属が抜ける。
なかなかこうならない場合は、最初のFujiのロゴの出っ張りがちゃんと削れているかどうかを確認しよう。
何回やっても、抜けた瞬間は気持ちよい。
慣れればこの行程は3分ほどで終わる。
コツを掴むまでは苦戦するかも。
フードの形を整える。
昔は、この右側の凸部はそのままにしていたけど、コーティングが剥がれやすかったりと見た目的に気に入らないから、最近はばっさりカットして更に軽量化。ダイヤモンドカッターを使って、凸部を切り取るのだ。
切り口が汚いのできれいにしていこう。
荒削りで、Fujiのロゴを削った箇所をフラットにすると共に、全体的に傷を付けてこのあと塗り付けるカーボン樹脂の足付けを良くする。
最後に、切り口をサンドペーパーで整える。
右側がビフォー。
左側がアフター。
全く別物になりました。
軽いけど強度不足
金属付きが3.5gに対し、金属無しは0.8g。驚異的な軽量化になるんだけど、金属を剥いだ樹脂だけだと強度的に使えないのよね。
こんなふうに、強く指で摘まむだけでもたわんでしまう。
そこで、みんながやっているカーボンロービングにエポキシを染み込ませたものをこのフードに巻いて硬化させて、強度を補っているわけだ。
最近のボクは、カーボン樹脂を使って艶めかしい柄を演出するのにハマっています。
分離しないカーボンロービングフードも新しいやり方で量産しやすくサクッと製作中。
ここからは余談なのでサラッと。
最近はサランラップ愛用中。
さーて、ここから軽量ロッドへの険しい道のりが始まるのであった。
それでは、素敵なロッドビルドLifeを!
コメント
コメント一覧 (4)
自粛期間中にAGSガイドでもう一本挑戦してみたいと思います!
落ち着いたらまた釣り行きましょう🎣
nさん?mさん?
ロッドが完成すると、試してみたくなるのでのんびりとビルドしてます(^-^;
AGSガイドとは、また高価なセットですね( ´艸`)
またご一緒できる日を楽しみにしています!
やっぱりNさんでした(^-^)
釣りに行けるようになったら釣行時に連絡します(^_^)ノ