ビルドロッドだけじゃないけど、ロッドを振ったときにカチカチとかチキチキとか、異音がすると一気に萎える(´Д`)
特に、カーボンパイプ一体型のショートエンドリールシートはそんな異音も凄く大きく感じて気になるもの。

ビルドロッドの場合は細心の注意を払いながら組んでいくと思うけど、ガイドを取り付けたりリールを装着すると、今まで気付かなかった異音が発生する事が有りませんか?
無い??(゚o゚;

ボクはまだ時々有るんですよ。
まだまだ未熟者の証。
ホント、心が萎えます。

「またバラして組み直しかぁ…(ノД`)」

なんて途方に暮れる前に、一度試してもらいたいことが有る。
それは、水に濡らしてチェックする事(^_^)b

ロッドのデザインにもよるけど、アルミパーツを組み合わせてる箇所が有る場合は特に有効。

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ボクのロッドの場合は、リールシートトップのFujiのWCFとマタギのHTWC-Bの2種類のワインディングチェックをほぼクリアランス無しで組合せて組んでいる関係で、アルミ同士が干渉して異音が発生することが多い。

でも、原因の箇所を特定するのに意外と時間が掛かるんですよね。
「バットガイドの付け根か?」
「いやいや、やっぱりアーバーとカーボンパイプの接着部だろうな…」
「もしかして、チタンの結合部がブランクの中で干渉してる?」

ロッドをフリフリしながらブランクに耳を近づけて、原因が有ると思われる箇所を強く摘まんでみたり暖めてみたり。

音ってホントに奥が深くて、特に反響感度を良くしようと作っているロッドは色んなところから音が発生しているような感覚に陥ってしまう。

そんなときは、手っ取り早く原因と思われる箇所に水を垂らしてからチェックしてみると、原因の切り分けが早く出来るかも?

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水を垂らして、再度フリフリしてみるとあら不思議。
異音は無くなって快適な状態に早変わり( ´艸`)

水が潤滑油代わりになって摩擦を無くしてくれるので、異音が無くなる。
原因がわかれば、今回の箇所は薄め液で薄めたエポキシを流し込んで固めたら解決。

全ての箇所に水をたらしても異音が無くならない場合は、残念ながら内部に原因が有ると思われます(ノД`)。
その時は…潔くバラして組み直しましょう。

それでは、素敵なFishing Lifeを!

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アジングロッドのロッドビルド記事まとめ。迷ってるなら始めてみようロッドビルド。