色んなチャレンジや再調整をしていたもんだから、時間が掛かってしまったけどようやくここまで辿り着いた。
相変わらず見た目を重視した、少し軽量化バージョンのマグナムクラフトX5915を使ったビルドロッド。

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依頼されているカラーテーマは「黒くて渋いヤツ」
このままの状態が一番「黒くて渋い」かもしれないけど、ネームは入れておきたい。
見た目重視派としては、ネームを入れて主張しておきたいんだ(゚Д゚)

他のビルダーさんが作るロッドを沢山見ていると、やっぱり作り手の特徴ってのが出てるんですよね。
「あっ、このグリップはあのビルダーさんが作ったヤツでしょ」ってな具合に。
そういうのは大事にしていきたい。
その人らしさってヤツを。
自分らしさってヤツを。

リールは右巻き?左巻き?

ビルドロッドにネームを入れるとき、使い手に必ず確認することがある。
「リールは右巻き?左巻き?」

ロッドを握ったときに、ネームが逆さまに入っていたらダサいじゃない?
だから、使い手の向きに合わせてネームを入れる。
これは当たり前の事だね。

ちなみに、ボクは左巻きだからこの方向でネームが入る。

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ネームを入れる前と入れたあと。

上がネームを入れる前。
下がネームを入れたあと。

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ネームを入れない方がプロトっぽくて好きだという人もいる。
確かに、真っ黒の方が渋さはあるかな?

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ネームのカラーによっても印象はガラッと変わる。
ただ、テプラのカラーは白、金、黒が基本。
赤はキレイな赤が出ないのよね。

意外と神経使うデカール貼り付け。

水に濡らして貼り付けるだけ。
言葉で言うと簡単だけど、気泡が入らないように。角がめくれないようにと、意外と神経使うんです。
綿棒に水を含ませて、デカールの上を絶妙な乾き具合と力加減で転がす作業を繰り返す。

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重ね貼りをすると印象が変わるけど、下のデカールがしっかり乾いてから上のデカールを貼り付けた方が上手くいくよ。

と、こんな感じでネーム入れまで終わりました。
あとはトップコートを吹いて、乾燥したら最終コーティングへ。 

そんなネーム入れの詳細は、こちらの記事に書いているので気になる人はどうぞ。
ロッドビルドで見栄えにこだわるならこれ!ネームデカールの作り方

最近は、クリアデカールはコイツを使ってます。
ファインモールド DC01 クリアデカール(A4近似サイズ2枚入り)

ネーム入れって、ロッドの性能には関係ないから自己満以外の何物でもない。
でも、ボクにとってはロッドの愛着を大きく左右する大事なものなのです。

自分らしさを表現したい方は、ぜひ挑戦してみてください(^_^)ノ
きっと、満足度が増して幸せになれるでしょう。
それでは、素敵なFishing Lifeを!

ロッドビルドに関するまとめ記事はこちらをどうぞ。
アジングロッドのロッドビルド記事まとめ。迷ってるなら始めてみようロッドビルド。