ロッドビルダーならみんな大好きカーボンロービング。
補強をしたり、補強を兼ねた装飾をしたり、使い方は発想次第。
最近ではロッドビルダーの中では当たり前になったリールシートのフード部への利用。
フード部の軽量化の為に、元々の金属を剥がしてカーボンロービングで補強するヤツね。
ボクが最近コレを採用しなくなった理由は何だろうか…。
自分でも良くわからないけど、リビルドしたロッドは全てステンレス付きになってしまった。
恐らく、見た目の満足度が高くないから愛着が無くなって作り直したくなったんだと思う。
軽量化よりも見た目を重視するボクですが、最近のリールはどんどん軽くなっていっているから、真剣にロッドの軽量化も考えないといけない(´д`)
軽量化で一番手っ取り早いのはリールシート。
リールシートを軽くするにはステンレスを剥がしたフードが必要なんだ。
ノーマルと同じような見た目で軽くできないもんかな。
ということで、色々挑戦してました。
簡単な強度テストもクリアしたので、試作機的に採用できるかなと…
今回チャレンジしたのは、
そんなカーボンロービングフードを目指すのだ。
まずは、KNフードスクリュー部とフード部の繋がっている部分で、フード部にカチッとハマる部分。
下の写真で言うと、赤い線より上の部分をカッターでカットする。
そのカットした輪っかを、ステンレスを外したフード部にアロンアルファでとめる。
フード部は、好みの幅にカットしてもオーケー。
そしたら、いつもの要領でフード部全体をカーボンロービングで巻きつける。
上で取り付けたパーツの上にもしっかりと巻きつけてね。
2日ほど放置して硬化を確認し、シュリンクフィルムを剥がして耐水ペーパーで外側をある程度整える。
そして、アロンアルファで取り付けたパーツを取り外す。
カッターで少しずつめくるようにね。
結構キレイにペリッとめくれます。
ここが、フードパーツのジョイント部が入る箇所ですね。
ただ、このままだとまだ強度的に心配。
再びカーボンロービングをグルグル巻いてエポキシコーティングを染み込ませる。
今度はラインを巻いて余計なコーティング剤を絞り出して低レジン化。
またまた2日ほど硬化させて、耐水ペーパーで形を整える。
今回は、ぷっくりと膨らませたくないのでスリムな形状を意識する。
カーボンロービングも、厚すぎず薄すぎず巻いて、コーティング後の厚み増も想定して研磨。
好みの形状になるように、慎重に最終コーティング。
だいぶ膨らみを抑えられたかな?
硬化したらフードの両エッジ部と内部のジョイント部の余計なコーティング剤を研磨して、形を整える。
最後に、スクリュー部の調整。
ジョイント部の凸の上に多少のバリが有るのがわかりますかね?
これをカッターで除去して、耐水ペーパーでフラットにします。
この作業が意外と大事です。 強度面で。
整えたら、フード部とドッキング!
上手く合わなかったら凹部の研磨で調整しましょう。
ピッタリハマるかな?
パチッ!
(*´▽`*)
この瞬間が最高に気持ちいい(´ー`)
分離してないカーボンロービングフード、出来たかも( ´艸`)
エッジ部、切断面が汚いと釣友に怒られるので、耐水ペーパーで段階的に処理。
強度を考えて、スクリュー部とフード部のドッキング部は、多少干渉してでもピッタリが良さそうだと思って遊びがありません。
よって、スクリュー部を回すと少し固めに回ります(^^;)
締め込み圧力によって、ドッキング部が変形しないかどうかの強度テスト。
ガッツリリールを締め込んで、24時間放置するだけなんですがね(^^;)
放置テストも問題なくクリア。
長々と時間を掛けただけあって、自己満度は高い。
カーボンロービング、良い仕事してくれるぜ。
カーボン繊維と樹脂が織り成す絶妙なハーモニーを見せてもらった。
メタルパーツを使わなければ、軽量化は簡単。
でも、メタルパーツが引き締めてくれる完成度の高さは捨てがたい。
見た目と軽さで葛藤しているビルダーは多いと思うんだ。
メタルパーツで誤魔化さない、見た目も格好良くて軽いロッド。
面倒臭そうだけど、暇になったらチャレンジしてみようかなぁ…( -_-)
これでやっとビルドが前に進む。
それでは、素敵なFishing Lifeを!
ロッドビルドに関するまとめ記事はこちら。
アジングロッドのロッドビルド記事まとめ。迷ってるなら始めてみようロッドビルド。
補強をしたり、補強を兼ねた装飾をしたり、使い方は発想次第。
最近ではロッドビルダーの中では当たり前になったリールシートのフード部への利用。
フード部の軽量化の為に、元々の金属を剥がしてカーボンロービングで補強するヤツね。
ボクが最近コレを採用しなくなった理由は何だろうか…。
自分でも良くわからないけど、リビルドしたロッドは全てステンレス付きになってしまった。
恐らく、見た目の満足度が高くないから愛着が無くなって作り直したくなったんだと思う。
軽量化よりも見た目を重視するボクですが、最近のリールはどんどん軽くなっていっているから、真剣にロッドの軽量化も考えないといけない(´д`)
軽量化で一番手っ取り早いのはリールシート。
リールシートを軽くするにはステンレスを剥がしたフードが必要なんだ。
ノーマルと同じような見た目で軽くできないもんかな。
ということで、色々挑戦してました。
簡単な強度テストもクリアしたので、試作機的に採用できるかなと…
カーボンロービングは使えるヤツだと改めて見直した
今回チャレンジしたのは、- スクリュー部が分離してない
- ぷっくりと膨らんでない
- 軽い
- ぱっと見、ノーマルと変わらない
そんなカーボンロービングフードを目指すのだ。
まずは、KNフードスクリュー部とフード部の繋がっている部分で、フード部にカチッとハマる部分。
下の写真で言うと、赤い線より上の部分をカッターでカットする。
そのカットした輪っかを、ステンレスを外したフード部にアロンアルファでとめる。
フード部は、好みの幅にカットしてもオーケー。
そしたら、いつもの要領でフード部全体をカーボンロービングで巻きつける。
上で取り付けたパーツの上にもしっかりと巻きつけてね。
巻きつけたカーボンロービングに、エポキシコーティング剤を染み込ませる。
しっかりと染み込んだら、シュリンクフィルムを被せてヒートガンでひと吹き。
フィルムが縮こまってカーボンロービングを締め付けて余計なコーティング剤を出してくれる。
この「低レジン化」も、軽量化の役に立ってる。
しっかりと染み込んだら、シュリンクフィルムを被せてヒートガンでひと吹き。
フィルムが縮こまってカーボンロービングを締め付けて余計なコーティング剤を出してくれる。
この「低レジン化」も、軽量化の役に立ってる。
2日ほど放置して硬化を確認し、シュリンクフィルムを剥がして耐水ペーパーで外側をある程度整える。
そして、アロンアルファで取り付けたパーツを取り外す。
カッターで少しずつめくるようにね。
結構キレイにペリッとめくれます。
ここが、フードパーツのジョイント部が入る箇所ですね。
ただ、このままだとまだ強度的に心配。
再びカーボンロービングをグルグル巻いてエポキシコーティングを染み込ませる。
今度はラインを巻いて余計なコーティング剤を絞り出して低レジン化。
またまた2日ほど硬化させて、耐水ペーパーで形を整える。
今回は、ぷっくりと膨らませたくないのでスリムな形状を意識する。
カーボンロービングも、厚すぎず薄すぎず巻いて、コーティング後の厚み増も想定して研磨。
好みの形状になるように、慎重に最終コーティング。
だいぶ膨らみを抑えられたかな?
硬化したらフードの両エッジ部と内部のジョイント部の余計なコーティング剤を研磨して、形を整える。
最後に、スクリュー部の調整。
ジョイント部の凸の上に多少のバリが有るのがわかりますかね?
これをカッターで除去して、耐水ペーパーでフラットにします。
この作業が意外と大事です。 強度面で。
整えたら、フード部とドッキング!
上手く合わなかったら凹部の研磨で調整しましょう。
ピッタリハマるかな?
パチッ!
(*´▽`*)
この瞬間が最高に気持ちいい(´ー`)
分離してないカーボンロービングフード、出来たかも( ´艸`)
エッジ部、切断面が汚いと釣友に怒られるので、耐水ペーパーで段階的に処理。
強度を考えて、スクリュー部とフード部のドッキング部は、多少干渉してでもピッタリが良さそうだと思って遊びがありません。
よって、スクリュー部を回すと少し固めに回ります(^^;)
締め込み圧力によって、ドッキング部が変形しないかどうかの強度テスト。
ガッツリリールを締め込んで、24時間放置するだけなんですがね(^^;)
放置テストも問題なくクリア。
長々と時間を掛けただけあって、自己満度は高い。
カーボンロービング、良い仕事してくれるぜ。
カーボン繊維と樹脂が織り成す絶妙なハーモニーを見せてもらった。
メタルパーツを使わなければ、軽量化は簡単。
でも、メタルパーツが引き締めてくれる完成度の高さは捨てがたい。
見た目と軽さで葛藤しているビルダーは多いと思うんだ。
メタルパーツで誤魔化さない、見た目も格好良くて軽いロッド。
面倒臭そうだけど、暇になったらチャレンジしてみようかなぁ…( -_-)
これでやっとビルドが前に進む。
それでは、素敵なFishing Lifeを!
ロッドビルドに関するまとめ記事はこちら。
アジングロッドのロッドビルド記事まとめ。迷ってるなら始めてみようロッドビルド。
コメント
コメント一覧 (2)
お久しぶりです(^-^)
時間が掛かる割には中途半端な軽量化なので、軽さ重視の人はあまりメリットを感じないと無いと思います…(^^;)
まだ強度が未知数ですし。
人柱として、実釣で使ってみて強度テスト報告します(^_^)ノ