今日の相棒は前回と同じ、Dくん。
釣りに対する情熱はボク以上なのは間違いない。
まぁ、ボクは釣り仲間の中では一番適当にやってますからね…(´ー`)

そんなDくんを拾って、車を走らせる。

ボクらのアジング釣行は、基本長時間。
今回は18時間くらいを予定しているけど、Dくんは例え釣れなくても飽きずに居られるのか?!
見せてもらおうか。その変態度合いとやらを。

天気予報なんて信じない

釣り場に着くと、普通に降ってるじゃないか、雨。
前日見た予報だとこんなはずじゃなかったのに…
最近の釣行は、はじまりが雨の日が多い。

オールウェザーを着てるからある程度は大丈夫。
一晩降ってたら、レインスーツ着てても染みてきてアウトだもんね。

でも、気分が乗らないのよ。
雨ってわかってて行く時と、雨が降らないって思ってて行く時と、モチベーションが違いませんか?
変態度の高い読者の皆様は、「どんな状況でもアジングできるならへっちゃらだぜ」っていう人が多いと思いますが、温室育ちのヘタレアジンガーのボクは、雨が降らないと思っていた時に雨が降ると、やる気が50%ダウンしてしまうんです。

幸いなことに少し風があるので雨除けになる場所で雨宿り。
実は30分くらい寝てたかも…

そうこうしているうちにいつものメンバーが勢揃い。
お互いが、「こんな天候の中好きだねぇ…」と言い合いながらぼちぼちとキャストを始めた。
さて、まだまだビッグサイズ数釣りは続いているのかな?

いつものロッドテスト、はじめます。

雲が厚くて日が出ていないからデイ爆を期待するも、アジはなかなか姿を見せない。
相手をしてくれるのはいつもの赤いヤツ。

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今回は釣友のAJX5919リビルドロッドのテスト釣行でもあるので、極力このロッドを使う。
リビルドロッド、マグナムクラフトAJX5919完成。潮楽とは違うのだよ。

いつも釣友からは「使いすぎー」と言われるんだけど…(ノД`)
十数時間の短い時間でのテストだけど、作りが甘くないか、希望通りに出来ているかを自分の感覚でしっかりと納得してから手渡したいのよね。

個人的にはこの釣り場で使うには苦手な性格のロッド。
チタンも太いし、ブランクも硬いし、リグも重めの1.5g以上を使うので、ボクが気に入って使っている潮楽のX5915とは正反対のロッド。

合わせたリールは15ストラディック1000S。
久々に硬めのロッドと重めのリグを使うから、釣れるかな…

夕まずめ異常なし。これまでと異なるパターン。

夕方になってもまずめパターン無し。
サバもこない。
でも、不思議とみんな楽観的な感じ。

常夜灯が点いて、あたりが暗くなり始めた頃にようやく反応有り。

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「ちっ、マメかよ」
とボヤくと、Dくんからすかさず
「外房じゃ大きいサイズですよ!合格です!」
と訂正が入る。

最近感覚がおかしくなって来てる。
じきに治るでしょう。
今年は異常だ。

その後も合否判定をしながら飽きない程度に釣れていく。

釣れるイメージ、釣れないイメージ

自分の持っているタックルやアイテムで、釣れるイメージや釣れないイメージが付いているモノって有りませんか?
ボクは今、それを無くしていこうとしているので、敢えてイメージの悪いモノを使って釣果を出そうという運動。

今回のAJX5919も、自分の持っていたブランクは苦手なイメージが着いていたので手放したし、ワームも「気に入ったヤツ=良く釣れたイメージの有るヤツ」しか使っていなかった。

上手い人は何を使っても釣るし、「コレだから良く釣れる」ってシチュエーションはあんまり無いと思うんだ。

だから、ワームもここ数回はツインテールのバーニーをメインに。
今回は、芋虫みたいなチョップを使って「釣れるイメージ」を植え付けようと思う。
バーニーもチョップも、テトラワークスから発売した比較的新しいワームですね。

決して回し者ではありません。
変わった形のワームを好んで選んでいるだけです(´ー`)

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テトラワークスのチョップ。カラーはピーチサイダー。
付け方によって、フォールスピードを落としたり、アクション時のレンジ上ずりを抑えたり、ドリフト時のアピール向上の効果があるようですね。
水の中見えないからわからんけど。

あっ…カラーだけはお気に入りばっかり使ってるわ…
次回からは違うカラーを使ってみないと…
でもね、個人的にはカラーによって多少の違いは有ると思うんですよ(笑)

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ワームが小さいからマメが釣れるわけでは有りません。

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マメとビックサイズが混在する時間帯。
レンジも同じレンジのはずなんだけどなぁ…微妙な違いで別の群に当たってるのかな?
面白い。

これで、ボクの中ではバーニーもチョップも「釣れるワーム」の仲間入り。

珍客現る。思わぬご馳走。

手前はギラギラしたヤツがウヨウヨしてるし、際にはシーバスが潜んでいる。
アジの天敵ばかりだから、アジが寄らなくなっちゃうじゃないか。

そう思って少し遠目をフルキャストで狙い、アジを拾っていく。

「グンッ」

…何か変わったバイトだな?
反射的にアワセると、ずしーっと重みが乗る。
時折ギューン、ギューンと沖や下に引っ張られる。

何だかすごい重量感だけどアジじゃない。
今まで感じたこと無い感覚だ。

AJX5919がきれいに曲がって、しっかりと反発で寄せてくれる。
顔を見せたのは…
絶対に抜きあげられないサイズなのでタモ入れしてもらいました。
ありがとうございますm(__)m

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アオリイカ。
重さで表現するんだっけ?
でも、重さ量ってないから、アジと同じく長さで…

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長い足を入れると40cmは軽く超えてました。
刺身は甘味があってとても美味。
釣ったんじゃなくて釣れたでもなく、引っ掛かった?
もう二度とこんな事は無いでしょうね(゚o゚;
ごちそうさまでした。

不完全燃焼

夜中になると、アジはコンスタントに当たってきて楽しみが途絶えない。

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が、途中から負のスパイラルはやってきた。

コッ
鬼アワセッ
気持ちいい引き。
アジが観念して顔を出す。
おーっ、デカいぜこの重量感。
よっこらしょっと…

ブチ…

ドボン。

これ3連チャン。
素直にタモ入れした方が良かったよ。

その後も、フッキングからの最初の抵抗でプチッ
最後の抵抗でプチッ…
抜き上げで口切れ。
タチウオにスパッ。

周りはみんな上げてるのになぁ。
何回リーダーやジグヘッド結びなおしたことか…

ラインメンテにしろ、リーダーの結束にしろ、抜き上げ含むロッド捌きにしろ、下手くそだと痛感して凄くモヤモヤして終えた釣行でした。
悔しいから勉強し直します。

イメージが変わる時

今回のAJX5919のテスト釣行を終えて、このブランクのイメージが大きく変わった。
「良く行くポイントでは使い道がないや」
と思っていたけど、釣友の要望を聞いて組んでみて、強風時、重いリグ、ビッグサイズ、わかりやすい反響を求めるときにはとても心強いロッドに生まれ変わった。

特に、風が強いときはラインスラッグが出やすく、反響感度が小さくなったり得られ辛くなる。
そんなときにはやっぱり元々反響感度が強いロッドは心強い。

そして、これはドラグの調整にもよるけど、パワーのあるロッドは尺超のビッグサイズも楽に寄せられる。
手返し良く周りに迷惑かけずに取り込むには必要な性能。

自分の思い込みのままじゃなく、周りの意見を形にして初めてわかることもあるんだと改めて気付かされました。
人のために物作りをして、人に喜んでもらい、自分も成長できる。
悪くないですね(´ー`)

今回の釣行でご一緒したみなさま、楽しい時間をありがとうございました。
Yさん、話しかけてくれてありがとうございました(^-^)
Kさんによろしくお伝えください!

この後、Dくんは学校の授業だと?!(゚o゚;
一睡もせずに18時間ぶっ通しでロッドを振って学校に向かうとは…変態じゃん(ノД`)
お疲れさまでした!

Dくんのブログ
学生の房総釣り日記。


それでは、素敵なFishing Lifeを!