子供と一緒にアジングを楽しめるようになれたら良いなと。
昔から思ってた。

ちょうど今は春休み。
息子も小学校低学年になり、ボチボチ行けるんじゃね?
娘はキャストも問題なくできるようになったけど、今日は友達と約束が有るようなので断念。

息子に
「釣りでも行くか?」
と聞くと、
「何が釣れるの?」
と。
「アジだよアジ」
と答えると。
「えー、アジかぁ。他の魚は釣れないの?」

「他の魚って、何が釣れたら嬉しいの?」
と聞くと。
「カニとかエビとかフグとか。カンパチもいいな」

確かに、ハゼ釣りに連れて行ったら巨大モズクガニやテナガエビをゲットしてたのは息子だ。
ただ、カンパチなんて釣ったこと無い。釣ったことあるのはショゴだよ。

今までも色んな釣りには連れて行ってるけど、ルアー釣りはやらせたことが無い。
オヤジがのめり込んでいるアジングの楽しさを味わってもらいたいんだよ。

そんなくだりがあったけど、何だかんだで息子も楽しみにしてくれていたようなのでいざ出発。
とにかく釣らせてやりたい。
うまくいくかな?

何だか下手くそになった気がする

夜中に釣り場着。
釣り人はまだ居ない。
朝まで仮眠するかと息子に話しかけるが、すでに爆睡中。
まぁ、普段は20時に寝てるもんな…

ということで自分も仮眠。
今日はロッド1本しか待ってきてないから自分はキャスト役に徹しよう。

まだ薄暗い中、アラームで目覚める。
息子を起こすが、「まだ眠いから先に行ってて良いよ」と寝ぼけた声で返してくる。
「今のウチじゃないと釣れないかもよ?」
と脅しをかけると飛び起きた(笑)

最初は、自分がアジを掛けるまでやって、掛かったら息子にロッドを持たせてやろうという作戦。
だったが、隣から
「ボクにもやらせてよ」
と。

せっかく来たんだからやりたいよな。
キャスト後にロッドを渡すと、
「こうやってやるんでしょ?」
と、生意気にもチョンチョンと誘いを入れて、ゆっくりリトリーブしてやがる。
「おっ、上手いじゃん!何で知ってるの?」
と聞くと、
「お父さんがいつも家でこうやってるじゃん」

…ウケる。
しっかり見られてんのね。

明るくなりはじめ、周りでも釣れ始めた。
「釣らせてやらないと」
と気が焦る(゚o゚;

「とりあえず、掛かったら交代するよ」
と息子に言って探ってみる。
バイトが無い。
あんでだ?
一通りテンションフォールで通しても無反応。 
焦る。

必殺、表層リトリーブ!
グンッ
やっときたよ…
急いで息子にロッドを渡す。
「おぉぉー」
と、ゴリ巻きして寄せてくる。
とりあえずアジゲット。

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続けてキャスト。
ココココッと猛烈なアタック。
これはアジじゃない…
フッキングさせるとちっちゃいながらに良く走る。

息子にロッドを渡して問答無用のゴリ巻きで回収。

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リリースしようとすると、
「えっ?逃がしちゃうの?」
と悲しそうな顔。

「丸揚げにして食べるか?」
と聞くと
「食べる!」という力強い返答が来たのでキープ。

「今度は自分で釣りたい」
と言うので、キャスト後にすぐロッドを渡す。

いっちょ前にオヤジの真似をして、ティップを下げてスローリトリーブしてる( ´艸`)

ジグヘッドに餌付きでやらせれば良かったかな…
いや、そんなダークサイドには行かせたくない。
でも、まずは釣れないと楽しさがわかんないもんな。

なんて事を考えていると、
「あっ、なんか竿が曲がってる!なんかきた!」
と、超ゴリ巻きしてる。

おいおい、そんなにゴリ巻きしたらバレちまうよ。
案の定、水面を飛び跳ねながら高速で寄せられてくるアジが見える。

優しく上げろよ。

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やったぜ!
キャスト以外は自分でやったぜ!
おめでとう!

その後は、サバの猛攻は続き、時折カタクチイワシが混じるがアジからの反応は無い。
自分、ちょっとヘタクソになったかもな。

でも、息子は「自分で」釣ったことに満足してくれたようで良かった(´д`)
次はキャストの練習だな。
やる気になってくれたら、息子のロッドも作ってやらなきゃ。

そして、自分で釣った魚は自分で調理するんだぞ。

そんな感じの親バカアジングでした。
みなさまも、素敵なFishing Lifeを!