- 気温高め
- 風弱め
- 波穏やか
- 晴れ
横浜アバーンアジングに夢中になっちゃった。
横浜アジング3度目にして単独釣行は今回がはじめて。
16時過ぎにつり場に到着。
先行しているアジンガーは2名のみだったので、ほぼべスポジは確保できた。
2回連続でおいしい思いをしている横浜アジング。
もちろん3回目にも期待しちゃうよね。
「もしかしたらこのあと皆帰って1人で独占できるかも?!」なんて淡い期待をしながら準備に取り掛かった。
例え独りぼっちだったとしても寂しさを感じない、むしろ喜びを感じるのは、いよいよ変態の域に入ってきてしまったか…。
まだ薄らと明るさが残る今日の先発は、ジグヘッドはアジデントの1.0gで、ワームはレインズのチビキャロスワンプ、カラーは 「夜な夜なブルーGS」をセット。
先行者の1人に状況を聞いてみると「昼の12時からやってますが、ぜんっぜんダメです…」だって。
まぁ、暗くなってライトの効果が出始めてから釣れ始めるから仕方ないよね。
サイズは小さいけれど、アジの活性は高い
潮は大潮の満潮から少し下がりかけたくらいだから潮位は高め。風はほとんど無いからものすごくやりやすい状況。
3キャスト目でさっそくフォール中に明確なバイトがあり、しっかり反応してまずは1匹目。
ちょっとスリムな方かな?
隣の先行者さんもヒットして待望の1匹目をゲットしたけど、もう帰る時間みたい
「1匹だけ持って帰ってもしょうがないから」
という事でいただきました。ありがとうございます!
そして、釣り場に残ったのは自分を含め2名のみ。
しかも、アジンガーの方なので一安心。
帰られた先行者さんのポジションに移動して、キャストを繰り返した。
1回のキャストから回収までどれくらい時間が掛かっているんだろう…?
今度余裕があれば測ってみようかな。
ここの水深は深いし、積極的なアクションを掛けないアジングになるので、1回1回の手返しが悪く時間がかかってしまうけど、今日は何だかアジの活性が高い。
1匹目から8キャスト連続で釣れる。
マメアジ(20センチ未満)ばっかりだけど、超楽しい。
「このまま釣れ続けると、すぐにクラ満(クーラー満タン)になっちゃうから困っちゃうな」
なーんて「幸せな妄想」を勝手にして、コーヒータイムでも取ってのんびり楽しむ事にした。
天国から地獄へ。レンジの迷宮で自信喪失
コーヒーを飲みながら、残ったもう一人のアジンガーさんに声を掛けてみる。見るからに上手そうな人。
ちょうどその時に、Tさんから電話があった。
状況報告等を話していると、そのもう一人のアジンガーさんはどうやらTさんの知り合いっぽい。
以前から話は聞いていたので、Tさんからの電話を切って聞いてみた。
自分「もしかして、Yさんですか?」
Yさん「そうです。今電話で話してたのってTさんですよね?」
直接じゃなくても、何となく繋がりがあると緊張感が無くなってホッとした。
通い詰めている人同士で、こうやって知り合いが増えていくんだよな。
自分と釣友、TさんやSさんもそう。コミュニケーションって大事だね。
挨拶するだけでも、そのあと声を掛けやすくなるし、雰囲気も柔らかくなる。
このYさんは、すごく上手だと聞いているので、勉強させてもらおう!
コーヒータイムを終え、自分のポジションに戻った。
さっきよりも左後ろから右前に吹き抜ける風が強くなっている。
キャストするとラインスラッグが膨らむ。
潮の流れは風と逆で右から左に少し強めに流れている。
さっきの高活性の状況が嘘のように、アジからの反応が全く無い。
隣でYさんは連続で掛けまくっている…
こういう状況焦るよねぇ…、えぇ、焦りましたよ。
「なんでだ?どうしてだ?」
夜景が全然綺麗に思えなくなる(笑)
元々自分自身が風に弱いのは自覚してる。
でも、隣で入れ食いなのに、自分には無反応なんてどんだけ下手くそなんだよ…
正直言って、人並みには釣れる自信を持っていたもんだから、かなりのショックで余計に集中力を欠く。
カウントを変え、ジグヘッドの重さを変え、ワームカラーを変え、場所を変えてもダメ。
その間もYさんは良いペースで釣っている。
時々バイトがあるけれども、合わせても途中でバレてしまったり、抜きあげる前に海に落ちてしまう始末。
掛かりが悪いんだろうね。
かなり屈辱的な状況だったので、思い切って気分転換をする事にした。
風が出てきて少し寒さを感じてきたので、持参したアルポットでお湯を沸かす。
これは、アルコールランプみたいな感じになっていて、火を付けてからポットをかぶせるので風が強くても風の影響を受けない。
燃料はアルコールランプと一緒。
これを注入するだけ。
この小窓から、火が付いているかどうかを確認できる。
水は、ペットボトルだとスペースを取るし、ゴミになってしまうのでロゴスのキャンプ用折りたたみタンクを新調。
最大で8ℓまで入れられるし、ノズルも付いていて手を洗うのにも便利。
じゃばらになっているので、使用後は折りたたんでコンパクトになる。
寒い外で食べるカップラーメンは、普段の何倍もおいしく感じる。
心も身体も満たしてくれて、幸せ。
これからの寒い季節にあると助かる一品。
朝マズメや夕マズメ待ちの時に、暖かいひと時を過ごすのにおすすめですよ!
お腹を満たした頃には、ちょうど干潮の潮止まりの時刻になっていた。
集中力を戻す為にも、少し仮眠をすることに。
あーあ、起きたら風がおさまってますように…。
感覚だけじゃない、確実な基準も必要かもね。
ちょうど1時間ほど経過して目が覚めた。相変わらず風は吹いている。
Yさんに状況を聞くと、 「ポツポツ反応あるくらいかな」
「Yさんにポツポツならオレには反応無いよねー」とふてくされながらキャスト。
普段よりもだいぶ浅いカウントで「ヌンッ」とバイトがあった!
ビックリ合わせをして、巻いてきたけれども、抜きあげの直前に海にポチャン…
「何で今日は掛かりが悪いんだろ…」
寝起きながらに考えてみた。
①喰いが浅いから、アジの口の弱い部分に掛かり、抜きあげ時に切れてしまったりする。
②今日のアジは、吐き出すまでの反応が早い。
だったら、シャンクを長くしましょうという単純な発想。(笑)
そして、レンジの刻み方を考えてみた。
①キャスト時には必ずフェザーリング(ジグヘッドが着水する前に、人差し指でリールのスプールに指を当ててラインの放出を止めて、ラインスラッグを抑えて確実にテンションフォールをさせる)をして、ジグヘッドが着水する時には極力ラインを張った状態にする。
②中層からボトムまでを確実にテンションフォールで探る。
③全てのアクションとアクションの間のカウントを取り、再現性を出しやすくする。
そんなの当たり前にやってるよって人が多いかもしれないけど、自分は③が出来ていなかった。
外房アジングでは当たり前にやっている事なのに、何故だか「ココは違う」みたいな感覚になっていた。
感覚的にやっていると、風や潮の状況によっては大きなズレが出てくる。
身体で覚えるにはまだまだってことだな。
しっかりとカウントをとって、「キャスト→フェザーリング→●カウントテンションフォール→●センチのトゥイッチ×●回(リール●回巻きあげ)→ ●カウントテンションフォール」みたいな感じで決めていると、バイトが有った時に再現しやすい。
やってみてどうだったかって?
そこからは終わりまで1投1匹。最高に楽しい。
ただ単にアジの活性が上がっただけだって?
そうかもしれないね。(笑)
ただ、以前よりも風と潮流を克服できたのは事実。
ただし難点が。
おしゃべりしながらだとわからなくなってしまう事…。
早々にクラ満(クーラー満タン)になったので、この後に釣れた20cm以下のアジは全てリリース。
おまけ
今日はもう1つおまけが。ウケ狙いで買ってみた、プロペラ付きのジグヘッドを使ってみた。
1gを買って使ってみたんだけど、同じ他の1gのジグヘッドと比べて、段違いにリグの存在がわかる。
リグの操作感を向上させたい人は、冗談抜きで使ってみるといいかも。高いけど。
結果はどうだったかっていうと、このジグヘッドは3個入り。
3回ともちゃんとアジは掛けたよ。
写真が無いって?
なぜなら、3回ともアジを抜きあげる時にシーバスに喰われ、ラインを切られました…。
自分は5回。
Yさんは9回もシーバスに喰われました。
今回はシーバスの活性も高かった。
いやー、今回は多分すごく成長できたと思う。
横浜アジング、ますます面白い。
Yさん、楽しい時間をありがとうございました。
タックルデータ
●ロッド:n Fighter 5′5″
*ブランク
MagnumCraft LGS5917
*ティップ
チタンティップ(0.6-1.2×210)先端から170使用
●リール
シマノ ストラディック1000S
●ジグヘッド
・バークレイ アジデント 1g
・アイマ トーピードヘッド 0.9g
・Fish Arrow ウィールヘッドSW 1g
●ワーム
レインズ チビキャロスワンプ「夜な夜なブルーGS」
レインズ アジリンガーヴィクトリー「グローオキアミパワー」
レインズ アジマタシャッド「グローオキアミパワー」
ティクト フィジットヌード「ナノラメグローオキアミ」
釣果
(クーラーボックスの中身)アジ
20~26cm 27匹
15~19cm 15匹
その他リリース多数
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