リールシートの役割は、リールを固定することが一番の役割と考える。
その他に考えられる役割は?
パーミングのクセは人それぞれだけど、自分にとってフィットしやすい形状にすることにより、手の一番敏感な部分で反響、つまりアジからのバイトや水中の変化を感じ取れることも役割の1つ。
ロッドの軽さを求める場合は、一番軽さを出せる部分でもある。
ロッドビルドをする場合は、一番個性を出せる部分にもなるよね。
では、それぞれに特化したリールシートは何だろうか?
手にフィットするリールシート
これはあくまでも個人的な感覚なので、「オレは、違うぜ」って人はそれで問題ないです。自分が満足すれば良いだけのはなしなのでね(^_^)b
個人的に、万人に一番フィットするリールシートだと思うのは、IPSです。
コレはオリジナルでカーボンファィバー樹脂で作成中のもの。
なぜIPSが一番フィットするのかって言うと、手のひらでリールシート全てを包み込むことが出来るため、ホールド感が増すと共に手のひらの敏感な部分がリールシートに触れることで、反響を捉えやすいから。
「とか言っておきながら、IPSのリールシート全然作ってないじゃん」
と思った人(^_^)ノ
そうなんですよ。
何で作らないかは、ボクの「ビルドロッドに於いて重視していること」がわかっている人はわかると思うけど、理由は単純。
オリジナリティが出しにくいから
ただそれだけです(^-^;
上の写真のように、工夫すれば多少の個性は出せるんだけど、どうも気分が乗らない。
せっかく自作するんなら個性を出したい。
ただそれだけの理由です。
軽さが出せるリールシート
これは間違いなくDPSのスケルトンでしょう。加工の自由度がとてつもなく高いため、相当な軽量化の可能性を秘めているのがDPSスケルトン。
ただし、パーミング時に手のひらにフィットする箇所が限られてしまい、ホールド感はIPSより劣る。
軽さがホールド感を補って、反響感度も増し増しかどうかはあなたの感覚で確かめてみてください(^_^)ノ
個性を出せるリールシート
これは、DPSに限らずスケルトンリールシートでしょう。
組合せやアイデア次第で無限大のデザインが生み出せます(^-^)
ボクが常に追い求めているのは、
「個性を出しつつフィット感も得られる自分にとって最高のリールシート」
だからたくさんのスケルトンリールシートを作っています。
この答えは出ないんじゃないかな(^-^;
今年に入って一度も釣りに行っていないボクですが、どうやらその間にたくさんの釣り場が閉鎖になっていってるようです。
釣り場がなくなって喜ぶ釣り人はいるのか?
釣り場がなくなって悲しくない釣り人はいるのか?
ボクたちにとってかけがえのない趣味である釣りをこれからも楽しく続けて行くために、全ての釣り人が「自分がどうすればこれ以上釣り場を減らさなくて済むか」を考えて行動できれば良いのにね。
それでは、素敵なFishing Lifeを!
コメント