普段は他人のロッドは作りません。
「作れない」というのが本音です。

他人の好みや要望を形にする経験も知識もスキルも無いから。
所詮、自分が楽しむために趣味でやってるロッドビルドだもん。

気兼ねなく共に釣りをしている釣友は、ボクの中ではテスターみたいな存在なので別格。
ボクの気まぐれやわがままも何でも受け入れてくれるし、遠慮なく意見してくれているはず( ´艸`)
今回、初めて釣友以外の人様のロッドを作成した。

有り難いことに、これまでもロッド作成依頼を何度か頂いていたけど、全てお断りしてました。
理由は上記の通り。
遠方の方が多かったのも理由の一つ。

今回は、これまでと状況が違って、釣友繋がりで知り合ったDくん
住んでいるところも意外と近所で、時々一緒に釣行をするようになった。

これまでにボクが作ったビルドロッドを数種類使ってもらい、「これが良い」って思ってもらえたロッドをコピーして作ってるから、性能面で使い手の要望とかを取り込む必要が無いんですね。
要望を取り入れるとしたらビジュアル面だけ。
だから作れるんです(^_^)b

見た目はこれまで作成したロッドと殆ど一緒。
それでは、引き渡し前の完成披露会です。

"潮楽"マグナムクラフトAJX5917 シグネチャーモデルのスペック

  • ブランク : マグナムクラフト AJX5917 B
  • ロッドレングス : 5フィート4インチ(ブランク長は5フィート1インチ)
  • ティップ : 0.7-1.2チタンティップ18cm(埋込6mm除く)
  • ロッドウェイト : 42.6g
  • ガイドセッティング : オールトルザイト(T2)7ガイド 3-3-3-3-6-8-16
  • リールシート : ショートエンド一体型DPSスケルトン(ICカラー)
ボクの中ではスタンダードなスペック。
潮楽シリーズだからロングチタンだけど、これもボクの中ではスタンダード。
18cm以上のチタンをロングチタンと勝手に自分の中で定義しております。

まだまだ軽くしたり短くしたりできるポテンシャルを残している。
このロッドを使い込んで出てきた要望をリビルドで叶えられるポテンシャル。
使いながら少しずつ自分の要望を叶えるロッドに進化していく楽しみを味わえますように。
昨今のビルドロッドにしたら、少し重めのスタートだわね(^^;)

ビジュアル紹介

いつも心掛けているのは、手放すのが惜しいと思うロッドを作ること。
そんくらいの想いと労力を掛けて作らないと人様には渡せません。
まぁ、ビジュアルの好みは個人差が有るから、使い手視点で作らんといけないんだがね(^^;)

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まずはエンド部。
ラバーやEVAを付けているので反響感度は少し落ちているのかもしれない。
ただ、エンド脱着仕様を使ってみても大した差を感じなかったので、実用性を重視してエンドパーツは有りにしている。

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中間のパイプ部。
基本的にはこのパイプには手を触れない。
パイプの太さは、ボクにとっては握りやすさとは関係ない。
ただ、反響の強弱には影響が有ると思うので、今後気が向いたら違うパイプ径でも作ってみようかな。
気が向いたら。

差し色の赤いデカールは、ユニコーンガンダムのコーションデカール(゚o゚;
また遊び心が止められなかったぜ(ノД`)

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リールシートトップからバット部。
ポイントは、チラっと見えているカーボンブレードホース部。
光の当たり具合で、カーボン柄が艶めかしく輝いて、クールなビジュアルを演出してくれる。

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バット部。
潮楽のネームが入っている箇所も、カーボンブレードホースの箇所。
この写真は少し艶めかしい柄がわかってもらえると思う。
このクールさは、今後も病みつきになりそうだぜ( ´艸`)

ちなみに、ブランク名が入っているネームを入れている箇所は、アンサンドの凸凹をサンドペーパーで削ってフラットにしてから貼ってます。
その分、コーティングも厚めに補強。

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バットガイドのサイズは16。
軽量化で10とか12を付ける人が多い中、ボクは16を選ぶ。
飛距離が違うんだよ。

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ラッピングは全てカーボンロービング。
コイツのせいで、いつもの2倍の時間を要したけど、このカーボン繊維の模様は落ち着いた雰囲気と渋さを演出してくれる。
自己満の極み。

所々、白いマークが見えるのも、ユニコーンガンダムのコーションデカール。
でも、ガンダムのデカールだなんて誰もわからないよ!
このブログ見ている人以外にはね(p_-)

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作成途中で何度も確認しながら進めていた芯出し。
今回も、余裕で自立してくれるロッドに仕上がりました。

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お待たせしました。
ホントに手渡すのが名残惜しいくらいカッコ良く出来上がったと思ってる(自己満)
静と動、両方のアジングを楽しめるいいとこ取りロッドです。
コイツで、さらにアジングが楽しくなってくれるといいな。

18ステラはもちろん、19ヴァンキッシュにもバッチリ似合うデザインだぜ?笑

最後に。
ロッドビルドは、経験を積む毎にスキルが上がっていくと思っています。
そんな貴重な経験を得られる機会をくれて、本当にありがとうございます。
ボクの身体が動く限り、永久保証付きです。
クレーム、返品も受け付けます(^_^)ノ
今後のこのロッドの活躍と酷評とダメ出しは、こちらのブログをご覧ください。(^_-)
学生の房総釣り日記。

とは言いつつ、もう一本有るんだった(゚Д゚)

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それでは、素敵なFishing Lifeを!

このロッドの制作過程はこちら。
  1. ロッドビルドは地味な作業の繰り返し。拘り次第で費やす時間は大きく変わる。
  2. ロッドビルドに寄り道は付き物。思い立ったらチャレンジよう。
  3. リールシートが完成したら、イメージが現実化して楽しくなる。
  4. カーボンロービングとカーボンブレードホースで遊びながら進めるロッドビルド。
  5. ロッドを華やかに魅せる為には、ネーム入れが必須。残す作業は最終コーティング。
  6. ロッドビルドのネームコーティングは、リカバリースキルが大事。
ロッドビルドに関するまとめ記事はこちら。
アジングロッドのロッドビルド記事まとめ。迷ってるなら始めてみようロッドビルド。