いつも以上にスローペースで進んでいる今回のロッドビルド。
仕事から帰ったら眠くてダラダラしちゃうし、コンディション良さそうならアジングに行っちゃうし…。

ただ、今回のロッドは「ロングチタン」と「超ショートエンド」という新たな試みがあるので、間に釣行を挟みながらじっくりと構想を練っていきたい。
微妙な長さ調整を。

市販のロッドは、何であんなにエンドが長いロッドが多いの?
ダブルハンドでフルキャストを想定してるから?
バランスを取るため?
デカいの掛けたときに、エンドが長くないと支えられないから?
素人の自分には理由が良くわかりません…

市販ロッドのエンドの長さが野良ったくて、自作ロッドのエンドは短めにはしてたつもりだけど、それでも静のアジングをしている時は邪魔に感じることがある。

Tさんがビルドした超ショートエンドロッドを振らせてもらったときに、何か新しいものを感じてずっと引っかかってたんだよね。

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1番上のロッド。
これ、使ったことが無い人が見ると、「何じゃこれは?」ってなると思う。
自分もそうだった。

でも使ってみると、ロッドが自分の手の一部になったみたいな一体感があるの。
手首を支点にするから適度に手の力が抜けるし、先重りも感じない。
手首でアクションしてもエンドが邪魔にならない。
バランスが悪いロッドみたいにカウンターも入らないし。

良さも悪さも使い込んでみないとわからないから、せっかくなので今回のロッドでチャレンジしてみることにした。

そんな今回のロッド、X5915のビルド状況は…

エンドの形状はこれだ!Ver.2は「豆」と呼んでいたけど、今回のVer.3は…

今までよりも更に形状に拘らないといけない部分。
なぜなら、手首にフィットする形状を求めるから。
最初はセパレートじゃ無くそうとしてたんだけど、フィット感を重視したらセパレートの方が断然良い。

手首を曲げた時に自然にフィットする形状は…

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どうしても一旦膨らませてからシェイプさせたかった。
なぜなら…

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手首曲げたときにフィットするように。
釣友からのアドバイスで、ちゃんと防寒ウェア着たときのフィット感も確認したよ(笑)

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自分のパーミングスタイルは、手をリールシートの上から被せるように握る。
だから、ちょうど手首が支点になって支えてくれるから、ロッドを一定の位置でキープしやすいし、アクションもチョチョイとやりやすい。

このエンドのVer.3は、仲間内では「どんぐり」と名付けられた(笑)
もちろん、超ショートエンドだからシングルハンド専用。
実は、シングルハンドは得意じゃない。
これを機に練習しよーっと(笑)

リールシートのエンド形状で悩む

ビジュアルも大事だけど、1番重要視したいのはフィット感。
せっかく自作するんだから、自分の手の大きさやパーミングのクセを理解した上で、最高のフィット感を得られるようにしたいじゃない?

リールシートのエンド形状候補は2つ。

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上のEVA仕様と下のゴムパッキン仕様。
握った感じはやっぱり小指が落ち着くEVA仕様だった。

重さを比べてみると、ゴムパッキン仕様は…

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そして、EVA仕様は…
やっぱりEVAの方が軽いっすね。この僅かな軽さも大事。

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ワインディングチェックのカラーも決まり、リールシートの全体像はこんな感じ

ワインディングチェックのカラーも色々と組み合わせて悩んだけど、スレッドを黒メインで巻きたかったので黒いワインディングチェックは見送る。
ありきたりのゴールドで行きましょう。
セパレート部のワインディングチェックは、余り物のガンメタを採用。

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と、こんな感じで少しずつ形がまとまってきてます。
早く組み上げて使ってみたいけど…まだもう少しかかりそう。

今回は、「和」のテイストで落ち着いた感じで行く予定です。

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秋の夜長はロッドビルドに最適なんだけど…
眠さに勝てずに寝てしまう。
外房も調子良くなってきてるみたいだから、行けるときに行きたいし。
のんびり作っていきましょう。

ロッドビルドに関するまとめ記事はこちら。
アジングロッドのロッドビルド記事まとめ。迷ってるなら始めてみようロッドビルド。

それでは、素敵なFishing Lifeを!